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Palateless無口蓋義歯
無口蓋義歯とは?
装着時の異物感が抑えられる入れ歯
入れ歯を歯茎に吸着させ、安定性を高めるために、通常、上顎の総入れ歯では口蓋(口腔の天井部分の粘膜)を覆っています。
しかし、口腔内の人工物の体積が大きくなればなるほど、異物感も大きくなります。
無口蓋義歯とは、異物感の原因となる口蓋部分のない、上顎の総入れ歯のことです。無口蓋義歯であれば、異物感が大幅に抑えられ、快適にご使用いただけます。
加古川市の小林歯科医院では、有限会社ハイテックと協力し、無口蓋義歯を作製・提供しております。
このような方におすすめします
無口蓋義歯は、特に以下のような方におすすめしたい入れ歯です。
・保険適応の総入れ歯では異物感が大きくなる方
・普通の入れ歯では発音しづらいと感じることのある方
・食べ物の冷たさ、温かさをしっかりと感じたい方
など
無口蓋義歯のメリット・デメリット
保険適応の入れ歯を使用されている患者様に多いお悩みに、「異物感が大きい」というものがあります。保険適応の入れ歯は厚く、口蓋まで覆われているため、どうしても異物感が大きくなってしまいます。
感覚には個人差がありますので、「保険適応の入れ歯がダメ」というわけではありませんが、不快感のある状態で入れ歯を使い続けることは、生活の質の低下を招く恐れがあります。
無口蓋義歯であれば、お口の中を広く使えて、舌も動かしやすく、食べる・喋るの機能がスムーズになります。異物感が気になる方は是非、無口蓋義歯をご検討ください。
ただし、注意点もあります。口蓋部がなくなるため、口蓋部がある入れ歯と比べると、どうしてもズレやすくなります。このズレやすさにも個人差がありますので、まずは一度ご相談いただければと思います。
当院では、各入れ歯のメリット・デメリットを十分に説明したうえで、患者様に合った入れ歯を選択していただいております。
メリット
異物感が大幅に抑えられる
口蓋部分がすっきりとして、異物感が大幅に抑えられます。
食べ物の冷たさ・温かさをしっかりと感じられる
食べ物と接触する粘膜の面積が広くなるため、冷たさ・温かさがしっかりと感じられ、お食事が美味しく食べられます。
発音しやすい
口腔が広くなり、通常の入れ歯と比べると発声への影響が抑えられます。
デメリット
高額になる
自費診療であり、特別な工法で作製する入れ歯であるため、費用はやや高額になります。
やや外れやすくなる
同じ症例と比較した場合に、口蓋がある入れ歯と比べると、やや外れやすくなります。