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Less pain痛みの少ない入れ歯を検討の方
入れ歯を使っている時に痛む原因
入れ歯を使っている時に痛む原因として、以下のようなことが挙げられます。
噛み合わせが合っていない
噛み合わせが合っていないと、噛んだ時に入れ歯が動き、歯茎に当たることで痛みが生じる場合があります。
歯茎の適合が良くない
入れ歯の内側と歯茎の形が合っていないと、噛んだ時の力が上手く分散されず、痛みが生じる原因となります。
吸着性・クッション性が不足している
入れ歯と歯茎の形、噛み合わせが合っていても、入れ歯の吸着性が低い場合には、痛みが出ることがあります。動かした弾みで入れ歯がズレ、歯茎に当たるのです。
また歯茎が敏感な方は、クッション性のある入れ歯でなければ痛みを感じることがあります。
ただ、レジンのみで作る保険の入れ歯では、吸着性やクッション性を高めることは基本的にできません。
痛みの出にくい入れ歯とは?
噛み合わせや、入れ歯と歯茎の適合は、保険の入れ歯でも丁寧に型取りをしたり、調整を行ったりすることで改善が可能です。
ただ、先述の通り吸着性やクッション性を高めなければ痛みが出るという場合には、保険の入れ歯での対応が難しくなります。
痛みの感じ方には個人差があるからこそ、自分に合った入れ歯を
痛みは人によって感じ方に差があります。ちょっとした刺激で痛みを感じる人も入れば、強く入れ歯が当たっているのに、あまり痛みを感じないという人もいます。
自費の入れ歯であれば、吸着性・クッション性を高め、痛みを改善・解消することが可能です。
作り替えの前に、まずはしっかりと調整を
入れ歯による痛みを感じた時、作り替えの前に調整を行ってもらいましょう。
入れ歯は、正しく使っていてもだんだんと合わなくなってきます。調整を行うだけで、痛みを軽減できることがあります。作り替えた場合と比べると、かなり費用が抑えられます。
なお当院では、「義歯リマウント調整法」という入れ歯の調整法を導入しています。
当院で導入している「義歯リマウント調整法」
義歯リマウント調整法とは、口の中ではなく、口の外で入れ歯の噛み合わせなどを調整する方法です。
入れ歯を口から外し、咬合器にセットして360度様々な方向から観察することで、ズレ、がたつき、痛みの原因が明確になり、より精密な調整が可能となります。
入れ歯は「作ったら終わり」ではありません。定期的に調整することで不具合が起こりにくくなり、入れ歯を長く使えお口の健康を長持ちさせることに繋がります。
特に長く調整していない入れ歯を使っているという方は、加古川市の小林歯科医院へご相談ください。他院で作った入れ歯でも、義歯リマウント調整法を行うことができます。
当院で取り扱う「痛みの少ない入れ歯」
基本的に、自費の入れ歯は保険の入れ歯よりも痛みが出にくくなっています。
ここでは、その中でも特に痛みの少ない入れ歯をご紹介します。
BPS義歯
患者様のお口の動かし方を反映させた型取りを行い、その結果を分析して作るオーダーメイドの入れ歯です。
優れた装着感が得られ、強く噛んだ時も痛みが出にくくなっています。
リプロハイグリップ金属床
本模型から作る複模型を使って形を整えたペーストを、入れ歯の床部分に使用して作る入れ歯です。優れた噛み心地が得られます。
入れ歯の内側には無数の小さなデコボコがあり、これが高い密着性(ハイグリップ)を実現しています。ズレにくく、痛みが抑えられます。
リプロシリコンデンチャー
裏側の一部に、吸着性・クッション性のあるシリコンを使用した入れ歯です。歯茎に入れ歯が当たって痛いという方には、特におすすめの入れ歯です。
一般的に使用されているシリコンデンチャーとは異なり、高密度工法で作られるため、汚れが付着しにくくなっています。
リプロクラスプデンチャー
裏側のシリコンによって高い吸着性とクッション性を獲得した、クラスプのない部分入れ歯です。
天然歯と変わらない美しさを再現できる点も、この入れ歯の特徴です。
リプロパーシャルデンチャー
入れ歯の歯茎部分をくり抜き、そこに残存歯を通すことで安定を得る入れ歯です。
シリコンによる高い吸着性とクッション性を持ち、入れ歯のズレが抑えられ、しっかりとものが噛めます。見た目も自然で、口元が美しく仕上がります。
無口蓋義歯
上顎に装着する総入れ歯ですが、口蓋部がなくスッキリしています。
総入れ歯の上顎口蓋部が痛みの原因となっている場合には、こちらの無口蓋義歯を使用することで、痛みを軽減させることが可能です。
コーヌスデンチャー
残存歯に内冠を、入れ歯側に外冠を取り付け、内冠と外冠をはめ込むことで固定する入れ歯です。
入れ歯がズレにくく、痛みが抑えられます。また異物感が少なく、見た目も美しく仕上がります。
アタッチメントデンチャー
アタッチメントという、特殊な機構で安定性を得る入れ歯です。アタッチメントには、磁石を使った「磁性アタッチメント」、ゴムリングを使った「O-リングアタッチメント」、ボタンのようなパーツを使った「ロケーターアタッチメント」など、いくつかの種類があります。
いずれも安定性に優れており、痛みが抑えられます。また見た目も自然で、審美性の高い入れ歯となります。