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Interview院長インタビュー

当院の入れ歯治療を患者様にとっての「希望」に

どのような思いで今回、入れ歯専門サイトを立ち上げられたのですか?
患者さまと話す院長

入れ歯は健康保険で作る患者様が多いので、専門サイトを持つ歯科医院は少ないようです。
患者様にもっと入れ歯のことを知ってほしいと思い、今回、「入れ歯専門サイト」を立ち上げました。

インプラントなどと比べると、確かにネット上の情報が少ないような気がします

インプラントやセラミック治療は「どこかいい歯医者知らない?」とお友達に尋ねたり、治療を受けられた方が「あそこの歯医者、すごくきれいに治療してくれたよ」と教えたりするといったことがあります。けれど、入れ歯はどこかに恥ずかしさがあるためか、人に尋ねたり、教えてあげたりすることが少ないようです。

患者様にとって入れ歯は「知られたくないもの」なのかもしれません

はい。特に若い方は、まず「この歳で歯を失った」ということにショックを受けます。
そこに虫歯や歯周病を放置した、ケアを怠って繰り返し再発・治療したという背景があるにせよ、「歯を失っても仕方ないですよね」と私は言いたくありません。「残念ではありますが、この経験を活かして、これ以上歯を失うことを避けましょう。少しでもお口の健康を長持ちさせましょう」ということをお伝えしています。

歯を失った後の治療として、ブリッジやインプラントもありますが?
説明する院長

私は、入れ歯・ブリッジ・インプラントを横一線で検討していただくことを大切にしています。
「インプラントをするほど予算がない」「両隣の歯を削ってブリッジをしたくない」という場合、基本的には入れ歯が適応となりますが、入れ歯の種類は実に豊富です。そして1つ1つで特徴が異なります。入れ歯治療を選択することになった時、「自分には入れ歯しかない」と考えるのではなく、「たくさんの入れ歯の中から選べる」ということを患者様に知っていただきたいと思っています。
若い方にとってもご高齢の方にとっても、当院の入れ歯治療が「希望」になればと考えています。

 

長期的な歯の健康を考え
予算の範囲内で最適な治療を提案する

入れ歯料では具体的に、どのような取り組みを?
説明する院長

悪くなった歯を抜く前に、入れ歯、ブリッジ、インプラントのいずれで治療をするかを相談して決めておくようにしています。また入れ歯の場合は、その種類まで決めておきます。
「歯が抜けましたけれど、どうしますか?」では、やはり精神的にも追い詰められてしまいます。どんな治療にも言えることですが、見通しを立ててから進めると、患者様そして歯科医師である私にも余裕が生まれます。
あと、当院でははっきりとご予算をお尋ねしています。

費用は大事なことですから、患者様も安心ですね

インプラントと入れ歯・ブリッジで値段が大きく違う以上、ご予算を先に確認しておくのは、大切なことだと思っています。入れ歯・ブリッジも、保険にするか自費にするかで費用が全然違います。
もちろん、予算ギリギリの治療を選んでくださいということではなく、「そのご予算だとインプラントではこんな治療が、入れ歯ではこんな入れ歯が…」と説明します。また「インプラント1本を入れる費用で、この入れ歯が〇回作り直せますよ」ともお伝えします。そして「もし次に歯を失った時、もう1本インプラントを入れることは費用的に可能ですか?」といった、長期的な見通しを立てて説明・確認します。

インプラントも入れ歯もブリッジも、1回入れて終わりではありません。意外と、この長期的な観点からの費用についての確認が十分になされていないように感じます。

現在、どのような入れ歯を取り扱っていますか?
入れ歯

保険の入れ歯に加え、BPS義歯、リプロハイグリップ金属床、リプロシリコンデンチャー、リプロクラスプデンチャー、リプロパーシャルデンチャー、無口蓋義歯、コーヌスデンチャー、アタッチメントデンチャーなどの自費の入れ歯を取り扱っています。

「リプロ〇〇」という入れ歯は、ハイテックさん(※有限会社ハイテック)にご協力いただいて開発しました。元々「リプロデンチャー」という商品があったのですが、これに特殊なシリコンをつけたり、くり抜いてそこに歯を通したりといった加工を経て誕生した入れ歯です。
これらの入れ歯の中から、患者様お一人おひとりに合ったものをご提供しています。

初診の時間を1時間半取っているそうですが、その内容は?
検査する院長

問診と検査、クリーニングが主となります。
特に大切にしているのが問診です。問診といっても、普通のお喋りのような感覚でお答えいただければと思います。患者様のお口のヒストリー(治療歴)、ライフスタイルを知ることで、検査では分かりづらい原因・リスクが見えてきます。
もちろん、応急処置が必要な時にはすぐに対応いたします。

 

「地域の皆様に恩返しをしたい」
そんな思いで皆様に合った入れ歯を作り続ける

最後に、サイトをご覧の方へメッセージをお願いします
院長

当院は、私の父が開業した歯科医院です。私が幼い頃にお世話になった方々が、今も当院へ治療を受けに通ってくださっています。父が作った入れ歯を10年20年と使ってくださっている方もおられます。
また、祖父は歯科技工士でしたので、「祖父が作り、父が入れ、私がメンテナンスをしている入れ歯」というものもあります。

当院はそのようにして代々、地域の皆様に支えられてきたのです。
私自身も、幼い頃から地域の方々にお世話になりました。地域の皆様に恩返しをしたいという気持ちを強く持っており、これからもそれは変わりません。

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